動画配信をするツールは数多くあります。
この記事では、zoomとStreamYardの違いとどちらを使うべきか?をご紹介します。
結論から言うと、
- 1対複数人ならStreamYard
- ミーティングや会話が中心ならzoom
で使い分けるのがおすすめです。
zoomもStreamYardも無料で使えるので、用途に合った方を使ってみてください。
zoomはインストールが必要です。
StreamYardはソフト不要で利用できます。
ブラウザ上で動くので、ソフトのアップデートなども不要です。
ストリームヤードが得意なこと
StreamYardはライブストリーミングに特化したツールで、FacebookライブやYouTubeライブなどのライブ配信プラットフォームに対応しています。
複数のアカウントから同時にライブ配信を行うことができ、画面共有やレイアウトの変更などの機能も持っています。
ウェビナー(WEBセミナー)や登壇イベント、商品説明など、1人または少人数が多人数に配信する放送に向いています。
テロップやコメントを表示して、登壇・対談イベント、番組風の映像を配信できます。
企業イベントやゲーム配信、社内勉強会などにおすすめです。
インストールも不要で誰でも参加できるのもメリットです。
zoomが得意なこと
Zoomはビデオ会議、ウェブ会議、オンラインミーティングなどを提供するツールで、リモートワークや在宅勤務に適しています。
簡単な会議から大人数の会議まで利用できます。
ズームはWEB会議やミーティング、商談、面接など、参加者同士が会話する場面で活躍します。
または、1対1の会話や教育でも使いやすいツールです。
相手PCをリモートで操作できるので、パソコン操作を教えるのにも向いています。
オンライン飲み会なども、zoomがよく使われます。
zoomとzoomウェビナーがある
zoomには、zoomミーティングとzoomウェビナーがあります。
zoomウェビナーは、有料の追加機能です。
参加者はアンケートや投票などのインタラクティブ機能を利用することができ、録画や録音も可能です。
また、ホストと参加者間のチャット機能もあります。
このような機能を活用することで、オンラインセミナーやトレーニング、講演会などの大規模なイベントを開催することができます。
StreamYardと同じように1対多数の配信に向いています。
しかし、料金が高いので注意しましょう。(ストリームヤードは年間30,000円程度)
利用するには、zoomのプロアカウント(年間20,100円)で、有料アドオンを契約する必要があります。
ウェビナーアドオンや年間53,800円します。
合計で年間73,900円支払う必要があります。
zoomウェビナーの料金や機能の違いをカンタンにまとめておきました。
Zoomミーティングを使ったライブ配信 | Zoomウェビナー | |
年間料金 (月額) | 無料プラン 有料:20,100円~ (2,000円~) | zoom有料プランと有料アドオンが必要 計73,900円~ |
インストール | 必要 | 必要 |
視聴のみのユーザー | × | 〇 |
視聴者数の上限 | 100~500人 | 無制限(YouTubeライブなどを経由) |
バックステージ | × | 〇 |
ロゴ表示 | × | 〇 |
テロップ表示 | × | 〇 |
コメント表示 | × | × |
画面共有 | 〇 全員可能 | 〇 管理者・登壇者のみ |
出演者同士のコミュニケーション | ビデオ通話 | ビデオ通話/チャット |
視聴者とのコミュニケーション | ビデオ通話/チャット | チャット |
ライブ配信 | Facebook・YouTube・Custom Streaming Service | Facebook・YouTube・Custom Streaming Service |
録画・録音 | 〇 | 〇 |
zoomウェビナーを使うには、有料アカウントに加え、別途有料アドオンも必要です。
StreamYardとzoomウェビナーの違い
zoomウェビナーとストリームヤードの機能がほぼ同じです。
しかし細かい部分が違うのでカンタンにご紹介します。
StreamYard | zoomウェビナー | |
年間料金 | 無料プラン 有料:240ドル(約3万円)~ (月額20ドル~) | zoom有料プランと有料アドオンが必要 計73,900円~ |
インストール | 不要 | 必要 |
視聴者数の上限 | 無制限(YouTubeライブなどを経由) | 100~10,000人 YouTubeライブなどを経由で無制限 |
バックステージ | 〇 | 〇 |
ロゴ表示 | 〇 | 〇 |
テロップ表示 | 〇 | 〇 |
コメント表示 | 〇 (YoutTubeやFacebookでのコメントも拾える) | × |
画面共有 | 〇 管理者・登壇者のみ | 〇 管理者・登壇者のみ |
出演者同士のコミュニケーション | プライベートチャット | チャット |
視聴者とのコミュニケーション | コメント (YoutTubeやFacebookでのコメントも拾える) | チャット |
ライブ配信 | Facebook・YouTube・Twitter・Vimeo・Custom Streaming Service 最大8ヵ所同時配信 | Facebook・YouTube・Custom Streaming Service 配信先は1ヵ所のみ |
録画・録音 | 〇 | 〇 |
料金の違い
zoomウェビナーは、zoom有料プラン+有料アドオン が必要です。
20,100円+53,800円=年間73,900円が必要になります。
既にzoomの有料会員の方は、追加53,800円で利用できます。
料金はStreamYardの方が圧倒的に安いです。
無料プランでライブ配信ができます。(無料では1ヶ月20時間の時間制限あり)
有料プランは年間240ドル(30,000円程度)から利用できます。有料なら時間制限も無くなります。
また、7日間返金保証もあるので、ライブ配信を始めてみたい人におすすめです。
アプリ・ソフトの違い
zoomウェビナーは、配信者や参加者はzoomアプリをインストールする必要があります。
低スペックなスマホやパソコンを使っている人は、動作が重たくなるので注意が必要です。
StreamYardはブラウザ上で動くツールです。
クロームやFirefoxで動作するので、高機能なPCを持っていない人でも問題無く配信できます。
推奨ブラウザはchromeです。
コメント表示の違い
zoomウェビナーの場合、参加者はチャットや質問を送ることができます。
主催者やパネリストは、その質問などを画面上に表示できます。
ただし、YouTubeライブに付いたコメントは画面上に表示できません。
StreamYardは、YouTubeやFacebook上に付いたコメントを画面上に表示するとこができます。
視聴者側はインストールも不要で、質問や意見を気軽に送ることができます。
まとめ
zoomとStreamYardを比較すると、
- 1対複数人ならStreamYard
- ミーティングや会話が中心ならzoom
ウェビナーを開催するならストリームヤードがおすすめです。
オンライン飲み会などはzoomで十分です。
またzoomには、zoomウェビナーという追加機能もあります。
年間7万円以上かかりますが、登壇イベントなどを行えます。
機能面ではzoomウェビナーとStreamYardの違いはほとんどありません。
料金やインストールの有無、コメント表示などの違いがあります。
- 料金
- zoomウェビナー:73,900円
- StreamYard:約30,000円
- インストール
- zoomウェビナー:必要
- StreamYard:不要
- コメント表示
- zoomウェビナー:表示不可
- StreamYard:YouTubeなどのコメントを表示可
ウェビナーや登壇イベントなど、1対多数の配信をする人はStreamYardの方がコスパが良くておすすめです。
返金保証もあるので、とりあえず始めてみたい人は登録してみましょう。
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