Public Relations

[WPテーマ]Twenty Twenty-ThreeからTwenty Twenty-Fourに切り替えるべきか?

この記事のターゲット
既にTwenty Twenty-Threeを利用しているサイトで、Twenty Twenty-Fourに切り替えるべきか否かを検討中の人に向けて書いています。

「Twenty Twenty-Three」と「Twenty Twenty-Four」は、WordPressのテーマです。テーマとは、サイトの見た目や機能を決めるものです。
毎年、新しいWordPressの公式テーマが出ます。

「Twenty Twenty-Four」と「Twenty Twenty-Three」を比べると、それほど大きな違いはありません。
現在Twenty Twenty-Threeを使っているサイトは無理に乗り換える必要はありません。

違いを挙げるとすれば、記事を作るためのパターンが少し多いくらいです。
パターンについては後で説明します。

ではまず、Twenty Twenty-Fourについて詳しく紹介していきます。

Twenty Twenty-Fourの特徴とメリット

「Twenty Twenty-Four」と「Twenty Twenty-Three」と比べると、テンプレートやパターンが少し多いくらいです。

Twenty Twenty-Fourのテンプレート

テンプレートはWordPressのサイドメニューから編集できるようになります。

テンプレートの数は11個

追加でテンプレートを増やすこともできます。

この機能はTwenty Twenty-Threeでも使えます。

Twenty Twenty-Threeとの違い

Twenty Twenty-Threeのテンプレートの数は9個しかありません。

テーマ名テンプレートの数
Twenty Twenty-Three9個
Twenty Twenty-Four11個

標準で編集できるテンプレートは以下の通り

Twenty Twenty-Four

  1. Page No Title
  2. Page With Sidebar
  3. Page with wide Image
  4. Single with Sidebar
  5. インデックス
  6. すべてのアーカイブ
  7. ブログホーム
  8. ページ: 404
  9. 検索結果
  10. 個別投稿
  11. 固定ページ

Twenty Twenty-Three

  1. インデックス
  2. すべてのアーカイブ
  3. プログ(代替)
  4. ブログホーム
  5. ページ: 404
  6. 空白
  7. 検索結果
  8. 個別投稿
  9. 固定ページ

数が増えてはいますが、実際あまり出番のないテンプレートなので、そこまで気にしなくても大丈夫です。

Twenty Twenty-Fourのパターン

パターンは記事を構成するパーツのような物です。

Twenty Twenty-Fourのパターン

テーマに入っているパターンを組み合わせるだけで、カンタンに綺麗なページを作る事ができます。
また、標準であるパターン以外にも、独自のパターンを作る事もできますし、デフォルトを元に作り直すこともできます。

フッターパターン/テキストパターン/ギャラリーパターンなどを組み合わせて、文章や画像を差し替えるだけです。

ただし、パターンはTwenty Twentyシリーズ以外でも利用できます

パターンの例

建築のクローズアップ、抽象的な眺め。

オープンスペース

ケーススタディを読む ↗


DJANGO

DJANGO

DJANGO

DJANGO


このようなデザインを組み合わせることで、手軽にオシャレなサイトデザインができます。

Twenty Twenty-ThreeからTwenty Twenty-Fourに切り替える際の注意点とデメリット

Twenty Twentyシリーズに限らず、WordPressのテーマを変更すると、独自で設定していたデザインなどの大部分がリセットされます。

もしTwenty Twenty-ThreeからTwenty Twenty-Fourに切り替える場合は、デザインが大幅に切り替わる可能性があります。
元々カスタマイズをしていない場合は、そこまで大きくデザインが変わることはありません。

将来的に乗り換えるつもりならやっておきたいこと

もし将来的にWordPressテーマを変更する予定がある場合は、CSSやJSなどのカスタマイズはテーマに直接ではなく、プラグインなどで変更するようにしましょう。

乗り換える理由として多いのは、サイトデザインをガラッと変えたくなったり、テーマの更新が停止してセキュリティに問題が出た場合です。

デザインを変えるためにテーマも変更するなら、カスタマイズはプラグイン上でやる方がスマートです。

特に問題なのが、テーマ更新が止まって、セキュリティに問題が出たり、デザインが崩れることです。
その点はTwenty Twentyシリーズのテーマを使っているサイトなら大丈夫です。

Twenty Twentyシリーズは乗り換え不要

Twenty Twenty-FourとTwenty Twenty-ThreeなどのTwenty Twentyシリーズはワードプレスの公式標準テーマです。

ワードプレスがバージョンアップするのと同時に、テーマもアップデートされます。

昔のテーマもずっと更新し続けてくれるので、ワードプレスのバージョンアップで表示が崩れたりする事がありません。
コレがTwenty Twentyシリーズを使うメリットでもあります。

いま、Twenty Twenty-Threeが古くなっても、今後ワードプレスがある限りは常に最新状態で使い続けることができ、セキュリティ的にも安心できます。
なので、「Twenty Twenty-Threeは古くなるから更新されなくなるかも…」という心配は不要です。

Twenty Twenty-Threeを使い続けても問題ありません。

まとめ

現在「Twenty Twenty-Three」を使っていて、「Twenty Twenty-Four」に乗り換えるか悩んでいる人は、わざわざ乗り換えるメリットはありません。

そもそも、ワードプレス公式テーマ『Twenty Twentyシリーズ』はほぼ毎年新しいバージョンがリリースされるので、新しいテーマにいちいち乗り換えていたら面倒です。

これから新規で立ち上げるサイト、デザインをあまりイジっていないサイトなら「Twenty Twenty-Four」を使っても大丈夫です。

「Twenty Twenty-Three」は1つ古いバージョンのテーマになりますが、テーマ更新などは問題無く行ってくれるので、セキュリティ的に悪い状態になる事はありません

コメント