この記事ではGoogle OneとGoogle Workspaceの違いと、どちらがおすすめかを解説します。
[Google One]と[Google Workspace]はどちらもGoogleが提供するサービスです。
違いを簡単に説明すると、
- Google Oneはデータ保存容量が増えるだけ
- Google Workspaceはビジネスに必要なツールが揃っている
あなたがビジネスをしていて、個人用とデータを分けたいならGoogle Workspaceがおすすめ。
他にも様々な機能があるので、ビジネスを展開していくならGoogle Workspaceを選びましょう。
単純に写真などのデータ容量が増やしたいだけなら、Google Oneで十分です。
個人アカウントのデータをGoogleWorkspaceに移動させるのも面倒なので、仕事で使う人は最初からGoogleWorkspaceを強くおすすめします。(1人からでも利用できます。)
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ここから具体的にGoogle OneとGoogle Workspaceの違いについてご紹介してきます。
Google Oneとワークスペースのストレージをざっくり比較
GoogleOneとWorkspaceでは、提供しているストレージ容量に違いがあります。
共通しているのは2TBのみです。
ストレージ容量 | GoogleOne | GoogleWorkspace |
---|---|---|
30GB | – | 816円 (年間契約で8,160円) |
100GB | 250円 (年間契約で2,500円) | – |
200GB | 380円 (年間契約で3,800円) | – |
2TB | 1,300円 (年間契約で13,000円) | 1,632円 (年間契約で16,320円) |
5TB | – | 2,448円 (年間契約で24,480円) |
100GBや200GBなど、細かく容量を増やしたい人はGoogleOneがおすすめです。
2TB以上で、個人事業や起業をする人は、様々な機能があるGoogleWorkspaceを選びましょう。
Google Oneの内容
GoogleOneの主な機能はGoogleドライブなどのストレージ容量が増えることです。
増える保存容量はプランによって変わりますが、100ギガ/200ギガ/2テラ が選べます。
つまり[個人アカウントのストレージ容量を拡張する]ということです。
- 100GB~2TBの保存容量(プランによる)
- 最大5人のユーザーと共有(管理者を含めて6人)
ストレージ容量はメンバーで共有しますが、個別の写真やデータは勝手に共有されません。
共有したいファイルや写真は個別で設定できます。
Google Workspaceの内容
GoogleWorkspaceはGmail、カレンダー、Meet(ビデオ通話)、Googleドライブ、ドキュメント、スプレッドシートなど、グーグルサービスをビジネス向けにまとめたサービスです。
1つの企業/チームでアカウントを所有するイメージです。
メールアドレスは、独自ドメインを利用できます。
『tanaka@abc.com』などユーザーごとに独自ドメインでメールアドレスを作れます。
企業の場合『info@abc.com』『keiri@abc.com』など、部署や役割ごとにメールアドレスを分けることもできます。
Googleドライブやドキュメントの公開範囲も、部署やグループごとなど細かく設定できます。
どっちがおすすめ?|GoogleWorkspaceとGoogleOne
GoogleWorkspaceとGoogleOneの違いをざっくりと比較してみます。
項目 | Google Workspace | Google One |
---|---|---|
対象ユーザー | ビジネス向け | 個人向け |
主なサービス | Gmail、グーグルカレンダー、Googleドライブ、ドキュメント、Meetなどのビジネス向けアプリ | Googleドライブのクラウドストレージ増量とバックアップ |
価格 | 月額課金制、ユーザー数によって料金が異なる ・Business Starter(30GB) 680円/1ユーザーあたりの月額 ・Business Standard(2TB) 1,380円/1ユーザーあたりの月額 ・Business Plus(5TB) 2,040円/1ユーザーあたりの月額 ・Enterprise: 要相談 プランによって機能が異なるので、詳しくは公式サイトをご覧ください。 | 月額課金制、ストレージ容量によって料金が異なる ・ベーシック(100GB): 250円/月 ・スタンダード(200GB): 380円/月 ・プレミアム(2TB): 1,300円/月 |
特徴 | 独自ドメインでの運用や管理者機能などビジネスに必要な機能がある | 個人のデータをクラウド上に保存し、バックアップや共有ができる |
上の表では、価格と概要だけを比較しています。
機能やサービス面は単純に比較できないほど違いがあるサービスです。
同じGoogleが提供していますが、2つは全く別のサービスと考えても良いくらいです。
チーム/企業にはGoogleWorkspaceがおすすめ
Google WorkspaceではGoogleが提供するアプリをチーム/企業向けに提供しています。
- ビジネス用メールアドレス(独自ドメイン)やセキュリティチェック
- Meet(ビデオ会議)は最大500人同時で24時間まで接続可能
- Meetでのノイズキャンセリング
- チーム利用できる共有ドライブ
などなど、機能を書くと終わりがありません。
とにかく、ビジネスで必要な機能や部署ごとの管理体制、プロジェクト管理など、すべてGoogleWorkspaceのみで行えます。
個人でも利用でき、プランは柔軟に変更できます。
Business Starter(680円)から始めれば、今後ビジネスを拡大したい人でも問題無く利用できます。
もちろん、既に従業員を雇ってビジネスをしている企業でも使えます。
今の状況に合ったプランを選んでみてください。
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GoogleWorkspaceを活用している企業の例
日本の有名企業でも採用されており、『クボタ』『ファミリーマート』『エディオン』『ANA』などで利用されています。
また、海外では行政や政府機関でも利用されており、『ロサンゼルス市』『メリーランド州』などで使われています。
他にも活用している自治体や企業は多くあります。
さらに知りたい方はGoogleWorkspaceの公式サイトをチェックしてみてください。
個人や家族での利用はGoogleOneがおすすめ
Google Oneは個人のグーグルドライブ容量を増やしたいときに使えるサービスです。
「Googleフォトの保存容量が足りない!」「データをたくさんバックアップしておきたい!」などの悩みが解決されます。
また、追加で5人とストレージ容量を共有できるので、ご家族での利用や仲の良い友達同士での利用にもおすすめです。
もちろん勝手にプライベートな写真が共有されることは無いのでご安心を。
ただし、企業ドメインでメールアドレスを持つことはできないので、ビジネス向けではありません。
まとめ
とりあえずGoogleドライブの容量だけ増えれば良い!と言う人はGoogleOneがおすすめです。
個人で使ったり、家族で利用するならGoogle Oneの方がコスパよく使えます。
個人事業主やフリーランス、会社組織などはビジネス規模にかかわらずGoogleWorkspaceがおすすめです。
- 今は1人でやっていて、今後組織を大きくしていくつもりの人
- 既にビジネスを立ち上げている人
メンバーが増えたり、ビジネススケールが大きくなっても安心です。
ソフトの不具合修正やアップデートなどはGoogleがメンテナンスするので、事業に集注する事ができます。
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