Google Workspaceを契約する際に設定したドメインとは別に、2個3個とドメインを追加することができます。
新規事業を立ち上げた時や、企業と事業のドメインを分けたい時に使える機能です。
今回はネット通販事業を立ち上げて、新たな通販サイト(netshop.com)を作った想定で記事を進めていきます。
2個目のドメインを追加する方法
GoogleWorkspaceの管理画面サイドバーで、
アカウント > ドメイン > ドメインの管理 の順番でクリック。
続いて[ドメインを追加]をクリックしましょう。
追加したいドメインを入力します。
入力したらドメインを追加して所有権を確認をクリック。
ドメインの所有権の確認
ここからは、GoogleWorkspaceの初期設定と同じ手順です。
この記事ではムームードメインでDNS管理をしています。
ムームードメインのDNS設定画面を開いたら
次へ:手順2 に移動 をクリック。
確認コードをコピーして、ムームーDNSに貼り付ける
ページ上部に[確認コード]があるのでコピーします。
コピーしたら、ムームーDNSで確認コードを貼り付けます。
セットアップ情報変更をクリックしたら、Google Workspaceの画面に戻りましょう。
ページ下部にある[ドメインを保護]をクリック。
ドメインの所有権を確認できたら、自動でドメイン一覧ページに移動します。
ステータスが[確認済み]になっていたらドメイン追加完了です。
このままGmailも有効にしておきましょう。
Gmailを有効にする
[MX レコードを設定]にチェックを入れて、次へをクリック。
Gmailの有効化はこちらの記事と同じ流れです。
ムームードメインでDNSの設定画面を開いたら、
次へ:手順2 に移動 をクリック。
手順2ではMXレコードを編集していきます。
ムームーDNSに以下のコードを入力しましょう。
サブドメイン | 種別 | 内容 | 優先度 |
---|---|---|---|
MX | ASPMX.L.GOOGLE.COM | 1 | |
MX | ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM | 5 | |
MX | ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM | 5 | |
MX | ALT3.ASPMX.L.GOOGLE.COM | 10 | |
MX | ALT4.ASPMX.L.GOOGLE.COM | 10 |
詳しくはこちらの記事で解説しています。
以下のように5行追加したら、設定を保存しましょう。
Google Workspaceの画面に戻って、[GMAILを有効にする]をクリック。
Gmailを有効にしている間に、以下の画面が10秒ほど表示されます。
確認が終わると、自動でGoogle Workspaceのドメイン管理画面に移動します。
確認済み
Gmail を有効にしました
と表示されていれば、ドメイン追加とGmailの設定は完了です。
新規ドメインにユーザーを追加する
既存ユーザーに新しいドメインのメールアドレスを割り当てる場合、
[新しいユーザーの追加]が必要です。
ユーザーの追加方法はこちらで解説しています。
ドメインを選択できるようになるので、追加したいドメインを選びましょう。
ユーザーの管理画面で、新ドメインのアドレスを持ったユーザーが追加されているのが確認できます。
グループの作成
初期ドメインと同様に、「support@netshop.com」「info@netshop.com」など
お客様とのやり取りに必要なメールアドレスを追加できます。
グループアドレス(サブドメイン)の追加方法はこちらの記事で解説しています。
まとめ
この記事で解説した手順で簡単にドメインを追加できます。
上限はないので、事業の数だけドメインを設定するのが良いでしょう。
ドメインを追加しても、Google Workspaceの料金は変わりません。
(ドメイン代は必要)
今は小さな事業を1つだけやっている企業や個人でも、今後大きく展開していく事を視野に入れたらGoogle Workspaceでドメインを管理するのはおすすめです。
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