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ビットコイン決済を使ってみた感想|BTC支払いは普及するか考えてみた!

僕は以前、BitBox02という仮想通貨を管理するデバイスをビットコイン支払いで購入しました。

詳しくは以下の記事に書いています。

BitBox02をbitcoinで買う方法と注意点
ビットコインは中央のいないお金として、決済手段として使えます。日本まだまだ少ないですが、海外では少しずつビットコイン支払いを受け付けているサイトも増えてきました。 今回、僕はビットコイン支払いを試してみたくて、仮想通貨ハードウェアウォレット

このときに、bitcoin支払いを試してみてどう感じたか?どんな不安があったか?これからビットコイン決済は普及していくのか?
を考えてみたいと思います。

結論だけ書くと、BTC支払いは普及すると思います。
しかし、今すぐ導入するべきかというとNOです。

まずはPOSレジなどで既存のクレジットカードやQR決済に対応しておけば良いでしょう。

ビットコイン支払いは普及するか?

実際にビットコインで支払ってみた感じだと、近い将来BTC支払いは普及すると思います。

ビットコイン支払いは言うなれば全世界で使えるPayPayのような物で、世界中どこに行ってもバーコードでサクッと支払える強みがあります。

ドルを円やその他の通貨に両替する事無く、そのまま支払えるビットコインを使いたい!と思う人がもっと増えれば、対応するお店も増えてきます。

現在でもビットコインで支払いたい!と思っている人は多くいます。
しかし、世界でもビットコインを保有している人は少数なので、ビットコイン支払いを導入する手間の方が大きいです。

ビットコイン支払いのメリット

偽装できない

ビットコインはブロックチェーンという技術を使っており、誰も偽装できない仕組みになっています。
偽札や詐欺の心配が無く、支払いを受けることが出来ます。

日本では偽札の心配が少ないですが、現金の信頼性が低い国も多くあります。

そういった地域の人々が安全に支払いを受けるために、ビットコイン支払いはとても役立つと考えられます。

世界中で使える

ビットコインは世界中で同じ価値を持つので、どこの国でも通用する通貨となっています。

特にECサイトなどで使いやすく、海外通販を利用するときに便利です。

海外向けに商品やサービスを販売するつもりの事業者は、ビットコイン支払いを検討しても良いかも知れません。

止まることがないシステム

ビットコインは中央のサーバーや管理者がいません。

ときどきあるクレジットカードのシステム障害や銀行システムの停止などが起こりえない仕組みになっています。

インターネットにさえ繋がっていれば、世界中のどこにいても支払えて、メンテナンスなどで止まることもない完璧な金融サービスの1つとなっています。

両替の手間がない

海外で買い物をしようとすると、販売者が指定する通貨を使って支払う必要があります。

ビットコインは世界中で同じ価値を持つ通貨なので、円をドルやユーロに換えて支払う必要がありません。

また、両替手数料などもかからないので、ビットコインを支払いを選ぶユーザーは増えてくるでしょう。

手数料が安い

クレジットカードは支払い側の手数料負担はありません。
しかし、お店側は4~5%ほどの手数料を支払う必要があります。
(小さな店舗ほど手数料は増えます。)

ビットコインの支払手数料は送信側のプラットフォームに寄りますが、一般的にはクレジットカードなどよりも安く済むと言われています。

僕が支払った時は、30,000円ほどの買い物で手数料1,600円ほどでした。
他のウォレットから支払えばもっと安かったです。

ビットコイン支払いでよく言われている事

ビットコイン支払いでよく言われていることについて調べてみました。

決済に10分かかる

ビットコインは送金に10分以上かかって支払いには使いにくい。

こういったことがビットコイン支払いが出来るようになった当初から言われていました。
ただ、今回支払った時は5分とかかりませんでした。

ビットコインネットワークの混雑状況によってはさらに時間がかかる場合がありますが、必ず10分以上かかる訳では無さそうです。

価格変動が大きすぎて支払いには使えない

ビットコイン支払いに使うサービスは数多くありますが、僕が利用したのはbtcpayserverと言うところです。

btcpayserverを使用

支払いのタイムリミットが表示され、それまでの間はいくらビットコインの価格が変動しようと支払うBTCの量は変わりません。

この間に、ビットコインが下がれば販売者側が損します。

ビットコイン支払いの課題

価格変動リスク

支払中にビットコインが価格変動しても、支払い側は既にビットコイン持っているのであまり影響はありません。

しかし、ショップ側(受取り側)は価格が下がると、本来受け取れるはずの金額よりも安い料金で支払いを受けることになります。

逆に、ビットコインの価格が上がると、本来より多くの利益を受け取れます。

このように現在はまだまだ、法定通貨(ドルや円)を中心にもの価値を計っていますが、ビットコインで価値を計れるほど価値が安定すれば、BTC払いはクレジットカードに次ぐ主要な支払い手段になるでしょう。

価格が安定するまでは、販売者側が変動リスクを負うことになります。

販売者側の導入が難しい

ビットコイン支払いは基本的には受取りアドレスのQRコードを表示しているだけで導入できます。

しかし、btcpayserverのようなプラットフォームを使って、よりユーザーに優しい支払いUIに使用と思ったらかなりの手間と技術が必要です。

今後、より使いやすいプラットフォームが出来れば、ECショップや店舗でも普及してくるかも知れません。

不親切な支払い側のプラットフォームがある

ビットコインは、仮想通貨取引所やウォレットから送金して支払います。

支払うプラットフォームによっては、送金手数料が高かったり、送金手数料を差し引いた金額を送る設定になっていたり、最低出金金額が高く小さな買い物に使えなかったりします。

僕はバイナンスという仮想通貨取引所から送金したのですが、0.0003 BTC(約1,680円)のネットワーク手数料を支払ったのですが、その分を差し引いて送金されました。

足りない分を送金してくれという指示が出たのですが、
バイナンスの最低出金額が0.001BTCだったので別のプラットフォームから送金することになりました。

2度支払うことになったので、無駄に手数料だけ取られてしまう結果となりました。

このような使いにくい送金プラットフォームだと、BTC払いは難しいですが、今後さらに使いやすいウォレットや取引所が出てくると思います。

そうなればビットコイン支払いの普及は拡大するでしょう。

まとめ|ビットコイン支払いに対応するべきか?

ビットコイン支払いは、もう少し支払プラットフォームが整ったら一気に普及すると感じました。

ただし、現段階ではビットコインを持っている人も、支払いで使いたいという人も少ないので、慌ててビットコイン支払いに対応する必要は無いでしょう。

とりあえずは、既存のクレジットカードやPayPayなどのQR支払いにしっかり対応しておきましょう。

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