ビジネスをしていると、データが増えて保存に困る場面も出てくるかも知れません。
対策としては、『使わなくなったデータを消す』人も多いでしょう。
しかし、何かの操作ミスで大切なデータを削除してしまうことも有り得ます。
この記事では、削除してしまったメールやデータの復元方法をご紹介します。
Googleドライブのデータを削除してしまった場合
しまった!ボスとの大事なミーティングノートを削除してしまった!まいったな…
お客様とのやり取り情報やミーティングのメモなど、Googleドライブに保存しているデータ。
フォルダを移動したり、ローカルにダウンロードして使うこともあるかと思います。
その操作を間違って削除してしまったら?
Googleドライブのデータは削除してしまっても、サイドバーにあるゴミ箱を見れば消去されず残っています。
削除してから30日以内ならゴミ箱に残ります。
ゴミ箱のデータは簡単に元の場所に復元できます。
ゴミ箱を空にしてしまた場合
画面の上部に『ゴミ箱を空にする』ボタンがあります。
これを押すと、ゴミ箱の中のデータを完全に削除できます。
これでスッキリ。清々しいな!
しまった大事なデータだった!
ボス!大事なデータを削除してしまいました…!
データの復元方法[管理者ができること]
データを削除してしまっても、25日以内なら復元できます。
削除してしまった人はすぐに管理者へ連絡しましょう。
管理者画面でユーザー管理ページへ行きます。
削除してしまったユーザーメニューを開いて[データを復元]をクリックします。
以下のウィンドウが開くので、復元したい期間を選択。
日付は削除した日以前に設定。
当日ならその日に設定すれば復元できます。
ファイルが戻っているのを確認できたらOKです。
危機一髪でしたね!
大事なメールを削除してしまった場合
メールを削除してしまった場合も、簡単に復元できます。
メールにもゴミ箱フォルダがあります。
退治なメールを選択して復元すれば、元の状態に戻ります。
ゴミ箱も空にしてしまった場合[管理者ができること]
ゴミ箱にあるメールも削除してしまった場合、すぐに管理者に連絡して復元してもらいましょう。
ユーザー管理画面で[データを復元]をクリック。
期間は、削除以前の日付を指定。
アプリケーションは、Gmailを選択。
復元ボタンを押すと、大事なメールがフォルダに戻っているのが確認でます。
ファイル、メール復元の注意点
データを復元するにはいくつかの注意点があります。
過去 25 日以内までしか復元できない。
データやメールを削除してから、25日以内までしか復元できません。
大事なデータを削除したことに気づくのが遅れた場合、復元できなくなる場合があります。
また、ゴミ箱の中まで削除してしまった場合は、管理者への連絡が必須です。
上司(管理者)との関係性が悪いと、ミスの報告が遅れ、データの消失に繋がします。
データを守るには、日頃から相談や報告を持ちかけやすいよう、社内コミュニケーションも重要になります。
カレンダーなどは復元できない
復元機能を使っても、元に戻せないデータがいくつかあります。
その中の1つが[カレンダー]です。
重要な打ち合わせや、外部とのミーティングを誤ってカレンダーから削除してしまったら復元できなくなります。
Keepは復元できない
Keep(メモアプリ)も、ゴミ箱から削除後は復元できません
思いついたことを、ぱっとメモするのには向いていますが、ずっと残しておくには使いにくいツールではあります。
Googleドキュメントは削除しても復元できるので、大事なメモはこまめにドキュメントに移しておきましょう。
まとめ
GoogleWorkspaceでは、社員が大事なデータを削除しても、管理者が復元できる機能があります。
これがオフラインのデータ(USB、DVDなど)だった場合、削除したら復元するのはほぼ不可能です。
大切なデータであればあるほど、クラウド上で管理しておくのが安全であると思います。
ただし、削除から25日を超えるとデータを復元できなくなります。
社員と上司(管理者)日頃からミスを報告しやすい関係性であることが、データを守るのに最も重要な事と言えます。
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